未来の女性リーダーを育成するためボッコーニ大学と提携
OTBファウンデーションは最初の投資としてボッコーニ大学で2年間の修士課程を履修する学生を対象に28万ユーロを拠出します。 経済学や政府国際機関のマネジメント、政治政策分析、国際経営学の4コースから厳選して、行政や大企業のトップマネジメントなど、女性の活躍がより必要かつ必要とされている分野に進出できるような費用を助成します。
イタリアでは、憲法裁判所、司法高等裁判所、大使館といった公的機関や国家証券取引委員会などの独立行政法人のトップに女性が占める割合は、わずか19.1%です。上場企業でCEOに就任している女性はわずか2%、銀行ではわずか1%です。さらに上院議員では35%、下院議員では36%を下回っています。STEM(科学、技術、工学、数学)の主要学部では入学者の男女格差がまだ大きく(女性はわずか17%)、女性が働き始めたら待ち受けている男女間の賃金格差も忘れてはなりません。