難民キャンプを世界とつながる真のトレーニングセンターに変えるために
OTBファウンデーションとボーダフォン基金はUNDHCRを支援しています
OTBファウンデーションは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)がボーダフォン基金と共同で開発した「Instant Network Schools (インスタントネットワークスクール)」を支援しています。このプロジェクトでは、難民キャンプを世界とつながる真のトレーニングセンターに変えるための統合プラットフォームを提供しています。
このプログラムでは、教師のトレーニング、各省庁のプログラムに沿ったデジタルコンテンツの作成、法的に認められた教育資格の発行、インターネット接続によるマルチメディア環境の構築などが行われます。また太陽光発電システムの設置、教育機器(ノートパソコン、スピーカー、プロジェクター)、タブレット端末一式なども含まれます。
2021年初頭に始まったインスタントネットワークスクールプログラム拡大により、現在ケニア、タンザニア、コンゴ民主共和国でスクールの数を増やしており、2025年までに他の国でも広げていく予定です。さらに1万人の教師と51万人の若い難民のために、300のスクールを作ることを目標としています。2021年にはエジプトで15校、モザンビークで10校、コンゴ民主共和国で5校の新設が予定されています。